あなたの好きなフロアポンプは? タイプ別おすすめフロアポンプ4種

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あなたの好きなフロアポンプは? タイプ別おすすめフロアポンプ4種

ロードバイクがスチールからカーボンへと移り変わり、BBやヘッドパーツには新しい規格が登場し、
変速段数は増え、車体の重量は軽くなる一方です。

しかし、肝心要のメンテナンスの基本は同じです。
クリーニングと注油、適正なトルク管理、そしてタイヤの空気圧





現在のところ、ロードバイクやフラットバーロードのタイヤに高圧まで空気を入れることについて、
その動作-フロアポンプの足を踏み、体重をかけてハンドルを押し下げることを繰り返す-には、革新的な進化は見られません。

一方、フロアポンプの方はどうかというと、軽量なもの構造が特殊なのものバルブが米/仏自動切替のものなど
工夫を凝らしたものがぽつぽつと登場していますが、
それ以上に廉価なメーター付きのポンプが増え、消耗品となってきている印象があります。
価格だけを基準にしない迷ったらこのあたりがおすすめというフロアポンプをご紹介いたします。




【バランスの良いパフォーマンス型】

当店でよく売れているのは、お手頃な価格でバランスも良いTOPEAKのジョーブローです。

2013120502.jpg TOPEAK Joe Blow Sports II(ジョーブロースポーツ2) 最大160psi

空気圧計付き・仏バルブ対応のフロアポンプとしては標準的な4000円弱という価格帯。
同価格帯の中では本体の耐久性が高く、消耗品類のパッキンなども手に入りやすいというのが最大のメリットです。

また、米/仏の切替について、アダプターの差し替えや内部のパッキンの入れ替えが必要のないスマートバルブ採用となっており、
初めて米/仏対応のポンプを使用される方には、非常におすすめしやすい仕様となっています。

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一般的なママチャリに採用されている英式バルブ用のアダプターも付属するので、ママチャリからロードバイクまで一つで済ませるにも不足なしありません。
難点は、7気圧以上まで空気を入れようとすると、最後のプッシュでけっこう力がいること。ですが、この価格帯のものではいたしかたのないことです。




【とびきりの性能の横綱級】

そんな優等生がいるかと思えば、とんでもない横綱級もラインナップしているのがTOPEAKブランド。

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TOPEAK Joe Blow Ace(ジョーブローエース) 最大260psi

ジョーブローエースは巨大です。重たいです。かっこいいです。
対応最大空気圧が飛びぬけた数値になっています。(260psi 18気圧!!
おそらく、このスペックを超えるフロアポンプは、もはやTOPEAK以外からは登場しないものと思われます。

このジョーブローエース、シリンダーの動作を切り替えることができます。
まず、一回のポンピングで2本のシリンダーを動作させることによって、大量の空気をチューブに送り込み、
空気圧が高まってポンピングの抵抗が増えてきたら、細いシリンダーだけを動作させて少ない力で空気を送り込みます。
この切替機能が従来のポンプよりもはるかに少ない回数で空気を送り込み、高圧の最後の一押しまで、軽々と入れることができます。

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本体が大きいので、ポンプを動かさなくていいように、ホースが気持ちロングなのもゴージャスです。
とにかくスピーディ且つ楽に使用することができるので、レースイベントなどで複数のバイクに次々と空気を入れる際には大活躍することでしょう。

この性能が分かりやすいよう、ジョーブロー横綱と名付けたいくらいです。

力も技もあるジョーブローエースは価格も横綱級で、ジョーブロースポーツIIの3倍以上しますが、それ以上の性能と存在感があります。
ただし、背が高いので身長165cm未満の方には少々扱いにくいサイズです。




【見た目も美しい技巧派】

シリンダーを増やし、本体を巨大化させたジョーブローエース(横綱)とは異なる進化を成し遂げモデルもあります。birzmanZACOOです。


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birzman ZACOO MAHA2 220PSI  完売しました。

ZACOO MAHA4 米/仏/英式対応

画像が傾いて見えますが、実際に傾いています

人は、真上から押すよりも、やや斜めに押す方が力を入れることができる、という発想のもと、付けられた角度がこの「5度」。

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傾きによりZACOOは同サイズのシリンダー長のポンプよりも背が低いので小柄な方が扱いやすいメリットがあります。
外観が金属の美しいポリッシュ仕上げなのですが、仕上げの美しいポンプはたいていシリンダーの精度も高く
ポンピングに対して無駄なく高圧まで空気をチューブへ送り込むことができます。
バルブは仏式にワンタッチで装着できるSNAP-ITを採用し、チューブへの接続からポンピング、空気を入れ終わるまで
すべてがスムーズに行うことができる設計。
これがデザインということかと思わせるトータルでよくできたフロアポンプです。
言わずもがな、インテリアにもおすすめの高級感ですが、指紋が気になるのでお手入れが欠かせません。



【信頼性の高いロングセラーモデル】

そして、最後に私からのイチオシをひとつ。
といっても、私よりも詳しい方のほうが多いと思います。
登場から10年近くを経て、ロードバイク競技者や競輪選手から愛用され続けている完成されたフロアポンプのひとつ。

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ZEFAL HUSKY 230psi

フランスはZEFAL社。木製のハンドルにスチールのボディ。無骨です。
基本的な構造は10年近く変わっていません。


ハスキーは最近のポンプに比べると少々小柄です。
ですが、手に取るとコンクリートの足のついた鉄柱を持ち上げたときのような低重心のずっしり感があります。
重量は全体で3kgあり、横綱ジョーブローエースの2.4kgを軽く超えます。

フロアポンプというと、たいがいのものが軽くぶつかっただけで倒れてしまうのですがこのハスキーは何食わぬ顔でずっしり直立のまま耐えます。

ポンピングの動作は、高圧になるほど力が横に逃げ、それを足で踏んで押さえつけるものですが
ハスキーは地面にボルト止めされているかのようにしっかりと力を受け止めてくれます。
その結果、最大230psi(16気圧)という数値を実現しているのです。

ポンプ全体はそれほど大きくなく、重量も脚部分が重いだけなので、持ち運ぶのに不便というほどではありません。
折り畳み式の脚部を畳めば、その他の大柄なポンプよりも持ち運びやすいくらいです。

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この足を畳んだ状態でも、並みのフロアポンプより安定感があります。


然るべきところが剛健に作られていて、適所に力が入れやすく、誰にでも扱いやすいポンプです。
価格も6000円弱と普及帯とハイエンドのあいだくらいなので、ロードバイク用にきちんとしたフロアポンプを持っていたいというならば
個人的にはもっともおすすめしたモデルです。


今回は高圧対応フロアポンプから、バランスの良いパフォーマンス型、とびきりの性能の横綱級、見た目も美しい技巧派、、そして信頼性の高いロングセラーモデルをご紹介させていただきました。
自分にあったものを選ぶ際のご参考にしていただけたら幸いです。

text:aomushi


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