大阪-東京を自転車で。【装備編】

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大阪-東京を自転車で。【装備編】

昨日の連休、帰省がてら大阪から東京間を自転車で走りました。

(連休中はご不便をおかけしました)

装備編と道行き編の2回に分けてお送りします。


  

【いきさつ】

実家(茨城県)への帰省はいつも夜行バスを利用しています。
夜行バスならば夜に大阪を出て、翌日朝には東京。
睡眠中に移動できるので、「移動時間」というものを感じません。
ワープのような感じです。

帰省するたびに、

大阪と東京のあいだ

というものを感じ取ってみたいなという思いがあって、ふらりと自転車で出発をしてみました。

(きっかけは夜行バスの予約が取れなかったためなんですけれども。)

距離550km、日程3日間。
(できれば茨城まで600km超と思いましたが足が回らず東京でリタイアしました)

過去に大阪-名古屋や静岡-東京は走った経験がありまして、
これに未知なる名古屋-静岡を追加した約180km×3日間のプラン。

ロングライド大好きなスタッフ森山(私と同い年)が
400km日帰りをしていましたが(ぶらり日帰り 大阪⇔愛知 400km+α
私の方は比べるとだいぶまったりとした、道のりを楽しめるプラン……なんでしょうか。

私は運動といえばほぼ通勤のみで、ほかは週に2回か3回、5kmをランニングするくらいでして
一般的な成人男性の体力の中の下くらいだと思います。
あとは自転車に乗ってもお尻が痛くなりにくいのがちょっとした自慢です。
レーパンを履きません。ご参考ください。

装備については特別に高価なものは使用していません。

定番で、人気があって、トラブルも少ない、そんなものばかりです。

ペダルを漕いでいればいずれ着くだろう、そんな3日間でした。 

では使った自転車などのご紹介です。

 

【使用した自転車】

日ごろ、片道5kmの通勤で使っていて乗りなれているこちら。

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テスタッチのミニヨンをお財布の事情でシングルギアにしています。
小柄で競技志向でない方向けのクロモリロードバイク。
身長160cmの自分にはベストサイズだと感じるお気に入りの一台。

ピストバイクのような見た目ですが、70.5度と一般的なロードバイクよりも寝ているヘッド角で
向いたほうへすーっと進んでくれるツーリング車のような操作感です。おとなしい子です。

ほかに、フレームにアルミとカーボンを使用したロードバイク(CANONDALE SIX13)も
持っているのですが、一日180kmという距離ならば急ぐ場面もないだろうと
親しみなれた自転車で行くことにしました。
(しかし3日間連続ということを甘くみていました)

使用しているギアの歯数はフロント39T×リア18T。
この組み合わせだと、平地で無理なく持続的に出せる速度はせいぜい時速25kmから30kmです。
変速のことは何も考えずに、ただ漕ぐだけで、それなりのペースで走ることができます。
クロモリの乗り心地というものを楽しみつつ、道中ずっとまったりした気持ちでした。

変速がないが故に、坂も向かい風も遠慮なく立ちはだかりますが
無理を感じたら素直に止まったり歩く気になれるのもシングルギアの良いところとだと思います。

でも、さすがに今回のような連続して距離を走るのには不向きでして
(ほとんどの方がそうお思いでしょうけれども)
信号で発進のたびに膝に負担がかかるのであまりお薦めはできません。


【タイヤ】
とくにロングライド用に選んだわけではないのですが
通勤で乗るものなのでトラブルの少なさで選んでいます。

信頼できること、お気に入りであること、気心知れていることなどが
長い道のりを共にする相棒を選ぶうえでは万事大切なことではないでしょうか。ええ。

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フロント パナレーサー レースtypeA ケブラービード 700C

リア   パナレーサー レースtypeD ケブラービード 700C
 

私の場合、装備についてはあまり冒険心がなく、
5年以上パナレーサーのバリアントの購入を継続してきました。
雨が降っても不安のないグリップ感とソフトな乗り心地に加えて
過去のパンク回数が2回という、パンクの神様のご配慮もありまして、
これは使い続けよということであろうと、願掛けのような気持ちも込めて愛用しています。
今回は残念なことに前輪に針金が貫通して1回パンクしてしまいました。


【ペダル】
安価で壊れにくく、機能も十分な無難な選択。
ビンディングペダルでは定番中の定番だと思います。
MTB用のSPDペダルは外すときに足への負荷が少なく、歩き易い靴が多いので街乗りにもとても良いです。

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シマノ PD-M520 両面SPDペダル
 


【ライト】
疲労が溜まっている状況ではあまり夜は走りたくないのですが
それゆえにライトのチョイスは手抜きができません。

車からの視認性だけでなく、地面を照らすのに不安がない明るさのもの。

こちら、単三電池を使用するタイプでは非常に明るい部類のライトです。
明るさ・電池交換のしやすさなどでも信頼度高し。
これより良いライトになると、お値段がかなり跳ね上がってしまいます。
販売開始後に一時、ブラケットが破損しやすい問題がありましたが
現行品では改善されておりまして、大阪-東京間も無事に耐えました。

当店でもかなりの数を販売しています。大人気。

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アクスレン HL-90 5LEDライト
 

リアは新製品のリフレクタ付きリアフラッシャー。
テスタッチに使用しているシートポストがちょっと特殊でして、
シートチューブに取り付けましたが、それでも十分にはみ出すワイドリフレクタ。

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キャットアイ  TL-LD570R リフレックスオート・テールライト

リフレクタ付きというのがポイントです。もし電池が切れたり故障しても安心です。


【ボトルケージ】

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トピーク モジュラーケージEX

可変式の優れたやつです。
道中、ご当地限定のドリンクが楽しめます。
底側の調整ネジは振動で緩んでくるのでサイズを変えたらきっちり締めこみましょう。

 

ああ! なんて無難なチョイス!


ここまで書いていて、こんなことを言うのも何なのですが
以上の装備は紹介するまでもないくらいの定番・人気アイテムです。

売れ筋、評判、不良品の少なさ、そして価格。
総合的にベストなものをチョイスしました。

 

極めつけは【スマートフォンホルダー】です。

今年の春に機種変更をしてスマートフォンを入手いたしまして、
なんとなく便利そう、というイメージから手を出したのですが
たびたび心が折れそうになる出来事から救ってくれました。

例えば……

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1号線を走っていると、こんな無常な風景がしばしば現れます。歩道は途切れています。

え? どこへ行ったらいいの?

少しの迂回で済むのか、思い切って別ルートへ行くのか……

こんなときは、GPSで現在地から地図を表示して回避。見知らぬ土地でも落ち着いて対処。

 

途中で雨に降られました。進むべきか休憩を取るべきか。
雲を見る限りしばらく止みそうになかったので、
ルート途中にあるコインランドリーをあらかじめ調べておいて濡れながら進み、
天気予報アプリで雨が上がりそうな頃合に休憩と洗濯乾燥。

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この1時間後に止みまして、無事に出発。

 

その他にも携帯電話と同様に知人と連絡をとったり
カメラ機能で写真を撮ったりと、ストイックさがかなり和らぎます。

そんなスマートフォンを550km、箱根の下りもノートラブルで支えてくれたのがこれ。

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ミノウラ iH-100-S フォングリップ

防水性の高いタイプも気になったのですが、どうも売れ行きを見ているとこっちの方が人気。

画像の平たいところにおいて、サイドを手で握って締めるとロックされます。
着脱は本体裏の赤いボタンをワンタッチ。

人気の理由はおそらく着脱のしやすさ

スマートフォンは机などに置いた状態でも簡単な操作は行えますが
メールやweb検索など、ちょっとややこしい操作は手にもったほうが扱いやすいし
カメラを使いたいときにも外す必要があります。

さっと手にとれる。これがポイント。

さらには、ミノウラらしいアルミ製のハンドルクランプが秀逸。
締め付け具合を六角レンチで微調整できまして、しっかり固定ができます。
ホルダーそのものも工具なしで取り外せるのですが、
ここはバックルが少々硬いので工具で緩めたほうが簡単です。


スピードメーターだとか心拍計はあまりに機能的すぎて心を奪われるので取り付けませんでした。
ペース配分や時計の確認など、もちろんあった方がよいと思います。初めて遠くまで行く方はとくに。


【携行品】

サドルバッグの中身は
・予備チューブ1本
・携帯工具
・タイヤレバー
と定番のもの。とくに工夫なし。

バックパックの方は、ランニング用のコンパクトなもの。
本当はドイターのレインカバー付きが欲しいのですが、
家計の事情で見送り中です。

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ドイター 2011 コンパクトEXP12 容量:12+2L

欲しいなあ……

中身は最低限のもの。
・着替えのための下着、靴下
・タオル
・予備チューブ2本
・携帯ポンプ
・保険証等のカード類をいれた財布(ほとんど出し入れしない)
・必要なページだけの地図
・スマートフォンの充電器
・腹巻輪行袋
・補給食と粉末飲料・補給食と粉末飲料

夜は状況によってインターネットカフェやビジネスホテルなどで睡眠をとります。
補給食はあくまで予備として、食事は休憩がてらコンビニでおにぎりを食べました。

道中、コンビニに立ち寄るのでお金の出し入れをするのですが
以前よりこの動作が面倒だなあと思っていました。
そこで今回はこのTimbuk2のケースをバックパックのベルトに取り付けて財布代わりにしました。

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ティンバック2 シャグバッグ Mサイズ

小さいポケットにお金を入れて、大きいポケットには
雨が降ったときにスマートフォンを避難させました。
自転車に乗っている姿勢ではこのバッグは体の下側に来るので、
多少の雨なら水濡れから守ることができます。


だいぶ長くなりましたが、このような装備で大阪-東京を走りました。

次回は道行き編をお送りいたします。

text:スタッフ青山


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