ジャパンヘリテージライド(JHL) 姫路から城崎温泉(日和山海岸) 真夏の往復ライド 前編

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ジャパンヘリテージライド(JHL) 姫路から城崎温泉(日和山海岸) 真夏の往復ライド 前編

夏真っ盛りの8月中旬、日本遺産の「銀の馬車道」を通り日本列島を横断する「JAPAN HERITAGE LINE TOUR」(通称 JHL 2017)を企画、テストライドしました。

そもそものはじまりは、「はりまクラスター型サイクルスタイルの構築 ※1」から。
全5回にわたり、播磨地区でクラスター型のイベントを行い、今回はそんなルートを繋いで走ろうと企画しました。

その内の一つは以前もご紹介させていただきました。
朝晩冷えて、昼間暖かい(むしろ暑い)春のウェア選び 地域再発見ツアーに参加して

でも、ただなぞるだけではなく、さらに先の城崎温泉まで、いや日本海(日和山海岸)まで行ってみよう!とふくらみ、日本を縦断する往復約250kmのロングライドイベントとなりました。



真夏の炎天下、走りきれるのか?


前編は工程のご紹介、後篇はウェアや装備のご紹介をしたいと思います。


今回は、ロングライド初心者の方もいたので、朝5時に「はりまサイクルステーション」(姫路駅前)を出発しました。
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AM5時 姫路駅前


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まだ薄暗い姫路の市街地を抜けると大きな川沿いを走行するルートになります。

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大自然の中、地元の女性市議会議員さん先導で走ります。

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水を田んぼに運び入れるのに水車が使われています。

信号のない、解放感あふれる田舎道を自分のペースで。

もちろん観光スポットも見逃せません。
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日本の民俗学者では超有名な柳田國男(やなぎたくにお)さんは神崎郡福崎町生まれなので、こんなゆかりの神社があります。
時間になると天狗が小屋から飛び出してきたり、河童が池から出てくることで有名になりましたね!当然この時間では見れませんでしたが・・・。

この写真の天狗、PCを触っています。

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真剣に何をググっているのか?は行ってからのお楽しみです。なかなか凝ってます。

日本海を目指す訳ですから、途中はなだらかですが山間部を通ります。
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しかし、景色は変わっていき、飽きずに進むことができるので、つらくはなかったです。

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鉄道マニアも大興奮のダイナミックな自然の中を走る播但線がお出迎え!
神姫バスの常務様もこの頃には合流されました。


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景観が抜群の川沿いをライド。山を登っているのに、それを感じさせない斜度で、しかも山と川に挟まれているので涼しい最高のルートでした。

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川沿いの道を抜けると、そこは生野駅。
銀山からトロッコで運搬した跡が今でも残っている歴史あふれる道と街並みを観光。

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トロッコの線路を模した跡があります。

ここは前回も観光した場所です。


ここが一番高い位置になり、城崎温泉まではあとは下り基調が続きます。
雲海で有名な竹田城を横目に、気持ちのよい道を進みます。

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今回ロングライド初めての方も無事全員、城崎温泉へゴールしました!


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ここで解散の輪行組をサポート。
解散組は、ここから姫路方面、大阪方面へと電車で帰ります。

今回のルート、お気づきかと思いますが、実はほとんど線路に沿って走ります。

ということは、何かトラブルがあっても、輪行袋さえあれば電車に載せて無事に帰ってこれるのです。
250km走るのは・・・という方でも、走れるところまで走って、無理なら電車に積めると思えれば心の負担がグッと下がりませんか?

初心者の方も、徐々に距離を伸ばしていけば、城崎までの約100kmの壁はそんなに難しいものではりません。


私たちは再び走りだし、日本海へ向かいます。 日和山海岸まであと少し!

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姫路から約120km。 ついに日本海 日和山海岸に到着。

全員まだまだ元気です。

が、

「時間が・・・」もうこの時点で15時頃・・・。
15時で折り返し地点って、、残り姫路まで約120kmです。。

後半は撮影頻度を減らし、進むことに専念します。(そのためあまり写真がありません・・・)


ただ、この日の気温は35度・・・暑さと長時間ライドで熱中症になりかけてしまいました。

この「熱中症」、実は熱失神や熱けいれん、熱疲労、熱射病などの総称で、重度によっていくつかに分けることができます。

今回の症状を冷静に分析すると
・軽いはきけ
・頭痛

軽い熱疲労と呼ばれるタイプで、脱水が原因の一つのようです。また睡眠不足も関係しているでしょう。(前日は1時間だけ睡眠)

対策として、スタート時から電解質含む飲料を30分に500ml以上は摂取するように心がけていましたが、常温で水を摂取することもあり、水は飲んでいたが、体に充分に吸収されていなかった可能性があります。
本来は、4から15℃位が体への吸収と冷却効果を期待できるのですが、真夏のロングライドは保冷ボトルを持っていても難しいですね。


まだまだ顔面蒼白や脱力感、脈が変化するなどはなかったため、休憩して進むことにしました。

しかしこの時点で水分やアイスを食べて冷却しようとしても喉を通らない。。
何よりも体の冷却ということで、体に水をかけて強制的に冷やします。
冷たい水を血管が多く通る首筋、面積の大きい背中、胸、熱を発しやすい大腿部中心に全身にかけます。
そして、凍ったペットボトルを購入して、血管が多く通っている箇所、太ももの付け根、脇、首などを重点的に冷やしました。
ただ、お腹を冷やしてしまうとお腹をこわしてしまう可能性もあるため、そこだけ注意します。

ウェアは、紫外線による疲労を防ぐため、アームカバーやレッグカバーを使用して肌の露出を極力少なくしており、そこに水分が貯まり、気化熱で効率的に冷却がでたもよかったです。

コンビニがなかったら、川に飛び込んでいたかもしれません。
とにかく、1も2も冷却です。

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日が暮れて、山沿いに入った辺りから気温も下がり全員復活しました!

なんだか力がみなぎってくる感じで、下り基調の道を35km以上のペースでゴールを目指します。
(それでも休憩は要所ごとにとるようにします。)

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そして感動のゴール。 姫路城をバックに最後の一枚。

今回は、全員同じジャージで揃えました。
結束感が生まれ、非常に力になりました。

安価で雰囲気作りが出来るのでオススメです。

夏の終わりに素晴らしい経験ができました。

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ただ、真夏のライドは危険と隣り合わせ。
熱中症の比較的初期の症状としては・・・めまい、頭痛、吐き気、強い眠気などがあるので、少しおかしいかな?と思ったら、コンビニで休憩したり、水をかぶるなど経口補給以外にも体をとにかく冷やして対策してください。


次回は装備とウェアについてご紹介したいと思います。

Text:石飛


※1

播磨地域の平野が多い利点を活かして、サイクリングロードを整備し、播磨圏域各市町の公共交通機関から自転車等で観光地までつなぐ、サイクルクラスターを構築する。また、ツーリングパッケージの提示などにより、観光客の行動範囲を広げるなど滞在時間の延長を目指す。さらに、住民の日常的な自転車利用環境を整備し、自転車利用に対する機運や意識の向上等による快適な居住空間を提供する。このようにサイクリングロードを観光・交流拠点とすることにより、姫路城以外の観光拠点を発掘する「姫路城プラスワン」を推進する。
地方創生総合情報サイト」様より引用しました。


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