マウンテンバイク(MTB)を26型から700c(29er)にインチアップ! ONもOFFも快適なグラベル仕様にしてみた

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マウンテンバイク(MTB)を26型から700c(29er)にインチアップ! ONもOFFも快適なグラベル仕様にしてみた

オーバーロックナット寸法と聞いてすぐにピンときますか?




ロックナット外面間の距離。

えぇ、日本語にしただけです。




もう少し簡単に言うと、車輪のハブのロックナット外面間の距離を表します。

図を見ると簡単です。
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現在生産されている完成車においては

ロードバイクは130mm(トラック用や古い規格では120mm,126mmなども存在した)
マウンテンバイクは135mm
がリヤエンド幅の一般的な数値となっています。
(一部ダウンヒルバイクでは150mmのものもあります。ロードバイクでもディスクブレーキ装着車はMTBと同じ135mm、タンデム車では145mmです。)


【ロードバイクと言っても・・・】
近年、ロードバイクでもディスクブレーキの採用が増えており、国際自転車競技連合(UCI)も正式に認めるかを慎重に判断している状態で、一時は中止と発表されつつも、2017年は再度モニタリングを続けると表明するなど、業界においてのホットワードとなっています。

 また、近年ロードバイクの細分化は多岐に渡っており、メーカーごとの特色も合わさり、単純に分けることができない位増えています。

例えば
・ロードレース・・・名前の通り、主にロードレース向けバイク
・エンデュランスロード・・・ロングライドなど長距離を走ることを目的としたバイク
・エアロロード・・・エアロダイナミクスを追求したバイクで、トライアスロンやタイムトライアルで使用される(両車は厳密にはジオメトリが異なります)
・シクロクロス・・・シクロクロスレース向けバイク
・コンフォートロード・・・街乗りや、初めての人でも違和感なく乗れることを目的としたバイク
・ツーリング・・・キャリアなどに荷物を載せて、低速で長い距離を走ることを目的としたバイク
・グラベルロード・・・舗装路はもちろん、タイヤを替えてオフロードも走ることができるバイク(バイクパッキングスタイルで最近注目されているスタイルです)
・・・etc

全てではありませんが、一つ共通としていることはディスクブレーキを採用しているモデルがUCI云々の動向に関わらず増えているということ。

何故ディスクブレーキがいいのかについて話していくと、もう2、3回に分けていかないといけないため今回は割愛しますが、
一言でディスクブレーキの、天候に左右されにくい、安定した制動力が魅力です。


【マウンテンバイク乗りのメリット】

採用車種が増えていくにつれて、少し前までは自分で組むか、少し高いシクロクロス用のホイールを流用するしかなかったオーバーロックナット寸法135mm、700cホイールが、市場に安価で出回るようになってきました。

これって、マウンテンバイクユーザーにも朗報で、ディスクブレーキ付きモデルであれば簡単に26インチのMTBを700Cホイール化(700c化)できるのです。

700c ディスクホイールラインナップ
(※元々のフレームが9mmクイックではなく、スルーアクスル対応の場合は注意が必要です。)

700c化できると、巡航速度も上がるので、ホイールを変えるだけでロードバイクのような走行感も楽しむこができるし、またホイールを戻せばオフロードも走れるという、1台で何役もこなせる自転車にすることも可能です。

ただし、ギア比やフレームの設計から、ロードと同じスピードを追求するには無理があります。
あくまで「ロードバイクのような」走行感なので、もし満足できなければ、「自分はスピードを求めているんだ」というのは分かったので、本格的にロードバイクの道に進めばいいかと思います。

少し話がそれましたが、今回、以前ブログでもご紹介しました650Bホイールをはめたマウンテンバイクに、700cもはめてみました。

このスタイルは、楽に長距離を走る際に700×28位のタイヤはめて時々使っていましたが、ちょっと路面が悪い所や、この道どこに繋がっているんだろう?
と進んでいき、いつの間にか砂利道になっているような場合(私の場合は時々ある)では不安になることがありました。

そこで、新たにインストールしたタイヤがこれ。
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PIKA EPS耐パンク仕様 ケブラービード 700x32C

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700cでクリアランスはこんな感じです。
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これも26×2.35が入るフレームであれば装着はできる可能性が高そうです。

エントリークラスのシクロクロスや、近年流行りのグラベルロード的な使い方が可能です。
そもそも、グラベル(gravel)とは砂利を意味し、砂利道も走ることができるバイクという意味でとらえていただければと思います。


これなら河川敷ダートをはじめ、砂利道区間もなんのそのです。

CSTの耐パンクシステムであるEPSベルトを内蔵し、ガラス片などによる突き刺しパンクに強く形成されています。

サイドノブも高くないので、クセのない走行感で、空気圧を上げれば舗装路も路面抵抗やロードノイズを気にすることなく進むことができて、空気圧を下げていけば砂利道も遊べる。

私はロードバイク、マウンテンバイクどちらも乗りますが、乗り方をあまり限定したくなく、綺麗な景色があれば、舗装路、砂利道問わず様々なところを走りたくなります。そんな時に、タイヤを理由に引き返したくありません。

私のニーズに非常にマッチした仕様です。


先週も、秋を満喫すべく走っていたら、気になる道が!ロードなら素通りせざるおえないのですが、この自転車なら。
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竹林がきれい!ロードでは見れなかった景色です。


ちなみにこの日の気温は7度位。
ウェアは
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インナー:TEIJIN × ASAHI クイックドライアンダーロングスリーブ
ミッドレイヤー:旧型あさひウインタージャージ
取扱い類似品 フリースジャージ-H 裏地起毛 カラー:ブラック
トップ:マウンテンエキップメントのウインドストッパーベスト
取扱い類似品 サイクルウォームベスト


インナー:Wフリースタイツ-H 裏起毛 重ね着が可能なパッド無しタイプ レディースモデル
トップ:カブー ショートパンツ
取扱い類似品 ストレッチサイクルパンツ

バッグパック
IL Laukku-BP20 (ラウック) 容量:20L

バッグパックの詳細は下記でも紹介しております。
1泊2日のツーリングや、通勤に便利なコストパフォーマンスに優れたバックパック


下のインナーはレディースを着用しています。
しかし、形状が何か特殊という訳ではなく、単純にサイズで区分けしているだけなので、女性はもちろん、少し細身の男性であれば問題なく装着が可能です。

ちなみに、私は
ウエスト:68cm
腿周長:39cm
ふくらはぎ周長:30cm
でLサイズを着用しています。

このタイツ、風を通すこともなく、非常に肌触りもよくて暖かい!タイトな作りで、ピッタリフィットなのに足の曲げ伸ばしに対して、どこも突っ張ることなくストレスフリー!
しかも多少の雨が降っても滲みてくることなく、寒くない。

お尻のパッドがついていないので、ランニングや登山など、自転車用途以外にも使えるのがうれしいですね。
アウトドア用を探すとこの値段でこれだけの機能のものはなかったので、もう2-3枚買い足そうと思いました。


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天気はあいにくですが、いい感じの里山風景です。

一旦は舗装路に戻りましたが、進んで行くとやっぱりまた砂利道区間。
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空気圧だけ最低空気圧にセッティングし、林道クルージング。
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紅葉も綺麗です。
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小さいですが滝もありました。

多少ウェットな路面でも空気圧の調整だけで不安なく走行ができます。
トレイルを傷めないように慎重に進みます。
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さすがにマウンテンバイクと同じパフォーマンスは期待できないし、そんな激しい走り方はするべきではありませんが、フィールドが広がり楽しい!
どこへでも進んで行けるこの走り方はしばらくクセになりそうです。

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まとめ
1台のディスクブレーキ付きマウンテンバイクがあれば、ある時はそのままマウンテンバイクとして、またある時はホイールを変えてロードバイク的な走りを楽しむことができます。
そしてまたそのままタイヤを替えれば、ツーリングやグラベルロード的な乗り方もできる。

中途半端と言えばそれまでですし、複数台所有する場所とお金、家族の理解があればそもそもこんなことをする必要もないかもしれません。

しかし、1台でどこへでも走れる自由さは魅力ですし、まだ自分がどんな使い方をしたいかわからない方にもいいステップになるのではないでしょうか?

ディスクブレーキ付きマウンテンバイク一覧

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Text:石飛



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