お子さまの自転車、最近点検していますか?

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お子さまの自転車、最近点検していますか?

先週末は大阪市内に住む姪が自転車で遊びにきてくれました。

最近近所の人からもらった自転車のようで、毎日楽しく乗りまわしているそうです。

今回初めて見ましたが、なんと!これはあさひで4年前位に販売していたエンジェルブルーじゃないですか!

4年前位とは言え、以前も女の子が乗っていただけあって、見た目は綺麗で問題なさそうです。

では、細かい所をチェックしていきましょう。


要対応事項は以下の通り。

  • 1.ブレーキレバーが欠けている
    左右ともかけているので見分けがつかないかもしれませんね。
  • 2.リヤブレーキの音鳴り
  • 3.グリップ破れ
  • 4.ブレーキの引きしろが広い(効きにくい)
  • 5.空気が少ない
  • 6.スタンドが固くなっている

気になって仕方がないので、近所のリアルあさひで部品を購入、修理に取り掛かります。

まずはグリップを外し、ブレーキ周りの調整。
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グリップが破れ、レバーの末端が欠けています。

レバーは


グリップは


フロントのブレーキシューを見ると、まだまだ溝はありましたが、4年も経てばゴムも硬化して性能が落ちているので交換します。


ワイヤーも然り。異常が見られなくてもブレーキアウター含め必ず交換します。
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キラキラホログラムのブレーキアウター


リヤブレーキはバンドブレーキの場合は使用に伴い、かける度に「キーキー」音が鳴る場合があります。分解してゴム部分を削ることにより、一時的に音鳴りを防ぐことができる場合もありますが、あくまで一時しのぎなので、根本的には一度鳴ってしまったら交換が必要です。
交換する場合、メタルリンクブレーキ、サーボブレーキに交換してしまうと後々音鳴りもしにくく安心です。
MLB-50 メタルリンクブレーキ

サーボブレーキ

今回は音鳴りは発生しておらず、ワイヤー一式のみ交換します。
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点検のため開けてみました。バンドブレーキ中身です。
ホイールについている金属の円盤をバンド(画像の茶色いゴム部分)で止めて制動します。

ブレーキをかける度になる音は、バンドと金属との共振によるものや、摩耗によるものなど、原因はいくつかあります。


ワイヤー一式を交換したら、乗る人の手の大きさに合わせて調整します。
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レバー幅調整用ネジをドライバーで回し調整します。

ハンドルを握った状態で、指の第一関節がレバーに届けば大丈夫です。
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新品のブレーキワイヤーは使っていると1、2週間で伸びてしまうので、セッティング時に予め何度が強く握り、伸びを取り除きます。(初期伸び調整)

伸びをとったら再度調整して完了。
試しにブレーキをかけてもらい、大人の方が車体を前に引っ張って動かない(ブレーキをきちんとかけられている)ことを確認します。

これで、
1.ブレーキレバーが欠けている
2.リヤのブレーキの音鳴り
3.グリップ破れ
4.ブレーキの引きしろが広い(効きにくい)

が完了しました。

続いて、
5.空気が少ない

入れていなかっただけなので、念のため虫ゴムを交換します。
どうせなら、交換不要の便利なバルブセットにグレードアップ。


6.スタンドが固くなっている

子供車限らず、どうしても金属で組み合わさったパーツなのでサビ等で固くなります。
angel-9.jpg
注油して終了。
普段雨ざらしにしている自転車は特に固くなりやすいので、定期的に注油してください。

使ったオイルは

ちょっと値段は高めですが、その分耐久性があり、信頼できる商品です。

全体的に再度チェックし、メンテ終了です。


早速乗ってもらい、違和感がないかチェック。

「前より乗りやすくなった!」と喜んでくれました。

整備した者としては最高の褒め言葉ですね!

あさひでは、弊社以外で買った自転車の修理はもちろん、見積もりも無料で行っております。
気になる方はお気軽に弊社リアル店舗にお持ち込みください。


Text:石飛


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