ロードバイクタイヤの空気圧管理

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ロードバイクタイヤの空気圧管理

「減ってきたな、と思ったら入れる」 と思いがちな自転車の空気

ロードバイクをはじめスポーツバイクでは、その空気圧をコントロールする事で走行フィーリングに大きく影響を与える事ができます。

今日は、その空気圧をどうやって管理したら良いか?
といった基礎からご紹介していきましょう。


エアゲージ(空気圧計)を用意します。


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画像のものはパナレーサーのダイヤルゲージです。
ほかにもアナログなものと、デジタル表示のものとそれぞれ各種メーカーより製品がリリースされています。

気圧表示について
kgf/cm2 :工学単位として用いられ、bar(バール)と値が近いことから、1kgf/cm2 ≒1barとして利用されています
pa:パスカル天気予報でもおなじみの気圧単位で、1平方メートル の面積につき1ニュートン の力が作用する圧力
psi:ポンドスクエアインチ ヤードポンド法での空気圧単位で、1平方インチの面積につき1重量ポンドの力が作用する圧力

空気圧管理の基本的な方法は
フロアポンプで大まかな範囲で空気を入れて、空気圧計で細かくセッティングする。

空気圧計が付属しているフロアポンプも多々ありますが、そこはロードバイクの空気圧管理、細かくセッティングする事で、1台の自転車での楽しみ方がグッと広がるようになります。


では、「少しほったらかしにしてしまったロードバイクを、そろそろ乗り出す」 といったシチュエーションでスタートしてみましょう。

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フレンチバルブの先端を緩め、エアゲージを差し込みます。
針が「ビュンっ」と振れて、「カチっ」ととまります。
指針を使用するダイアルゲージでは、この動きがたまらなく、心をくすぐってくれます。

針が指した目盛りを見ると、2kgf/cm2 を指しています。
ロードバイクで、この数値は低すぎますね。

それでは、タイヤの推奨空気圧と、最大空気圧を確認しておきましょう。

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タイヤサイドに推奨気圧(このタイヤの場合は、REC PRESSUREと表記されています)、最大気圧(このタイヤの場合にはMAX PRESSUREと表記されています)が表示されています。
このタイヤの場合は

推奨気圧:7.0bar(近似値として7kgf/cm2)
最大気圧:7.7bar(近似値として7.7kgf/cm2)
となっています。

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フロアポンプで、空気を充填します。
例として、最大空気圧くらいまで充填してみます。
フロアポンプの口金を外す際に、「ブシュっ」と少し抜ける事を考慮して、フロアポンプのエアゲージで、
8気圧程度いれています。

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フロアポンプの口金を外し、ダイヤルゲージをバルブに差し込みます。
7.6kgf/cm2 入っている事が確認できました。

このような方法で、空気圧を管理します。

最大充填気圧性能が10気圧を超えるフロアポンプを手にすると、
どうしても10気圧以上入れてタイヤをカチンカチンな状態にしてしまいがちですが、

メーカーの推奨気圧を基本に上下させ、最大で入れてもメーカー指定の最大気圧までと
心がけましょう。

空気圧の高低での走行フィーリングの違いはこのような感じになります。

剛性:空気圧が高いと剛性が高くなり、振動吸収性能は低くなります。
コーナリング:空気圧が高いとコーナリング時のタイヤの変形量が少なくなりグリップ力が低下します。
転がり抵抗:空気圧が高いと巡航時の転がり抵抗が低くなります。
トラクション(推進力):空気圧が低いとトラクションのかかりが良くなる。

例えば、ヒルクライムイベントの場合は、登りの際には最大気圧に充填。イベントゴール後の下山時には推奨気圧のちょっと下まで下げて下る。などといった使い方により、登りでは転がり抵抗を低く、軽い乗り心地に。
下りでは、コーナリングの安定感と、振動吸収性を良くし、安定した下山を求める事ができます。

他にも、ツーリングの際には、予め予定しているコースのプロフィールや、路面状況などに合わせた空気圧の設定をしてみるのも、疲労軽減につながると共に、バイクやタイヤの性能を引き出していくことができます。

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普段から乗車前には前後のタイヤをツマムのも、空気圧管理の基本です。

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(スタッフ:樋口)


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