ブレーキランプの役割を果たすモーションセンサーテールランプ

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ブレーキランプの役割を果たすモーションセンサーテールランプ

あさひが取り扱いをしておりますメーカー「guee」。

こちらのメーカーから、最近流行りを見せているブレーキランプの役割を果たすモーションセンサーつきのテールランプが発売されました。


100000048174-l0[1].jpgguee AERO-X

明るさは、目視でわかる程度で明るく(数値で見ても最大60ルーメン)視認性は良い印象。
ライトの点灯パターンは、遅い点滅(フラッシュ)/速い点滅(ストロボ)/点灯と切り替わり、3秒の長押しで消灯します。
100000048174_02.jpg長押し1.5秒で「オートモード」になります(スイッチ付近が青色に光ります)。この時に「モーションセンサー」が感知することにより「減速時の強点灯」が行われます。
また、オートモード時はモーションセンサーが60秒以上の停車を感知するとライトが一時的に消灯し、動きを感知すると再度光り出す「オートパワーセービング機能」もあり、休憩時におけるバッテリーの浪費やオンオフの手間から解放されるので非常に便利なライトです。

100000048174_03.jpg電池消耗時のサイン

取付については商品名にもなっている通り、エアロシートポストにも取付可能なテールランプです。
私が見た中で最もテールランプ泣かせのエアロポストのうちの1つ、CerveloのSシリーズでも取付可能でした。100000048174_10.jpg

(メーカー公式ではスペシャライズドのVenge、GIANTのPROPEL、CerveloのS5も対応と記載アリ)

100000048174_8.jpgのサムネイル画像100000048174_9.jpg本体のアジャスタブルウイングを調整することで丸型から、エアロ形状のポストまで対応します。
付属のゴムバンドを使用して取付するのですが、これは2種類。中程度の長さ(丸型シートポスト用)と長いもの(エアロポスト用)があります。
100000048174_05.jpgシートステーにつけようとした場合は、付属のバンドでは長すぎるので他メーカーのバンドや市販の短いものを用意する必要があります(上画像参照)。
取付向きは、一応右側に取付けた際に右側にスイッチが出るように(ボディの赤い部分が少し下に出っ張る向き)する方向が正解。ただ、角度差はないので、左手での操作を好む方は逆向きにしても問題ないでしょう。

競合商品で比較すると、キャットアイの「ラピッドX2 キネティック」。発売以来非常に人気の高い商品ですが、間違いなくこれのライバル商品でしょう。
100000041255-l0.jpg
まず、キャットアイと共通している点は、ライトの角度。
視認性を重視してシートポスト取り付け時に地面と水平になることを意識しているライトも多くありますが、こちらはいずれもシートポストに取付をするとライトが下向きになります。後方のドライバーに配慮して路面に向けているのでしょうか。
特にキャットアイは「シートポストへの取付を推奨」しているわけなので、この点は気になるところですね。

次にシートポストへの取付については圧倒的にgueeが優勢。
100000048174_7.jpg100000048174_12.jpgまず、キャットアイについてはエアロシートポストに取り付ける時には別売りの台座の購入が必要です。gueeはアジャスタブルウイングを調整すればそのまま取り付けが可能です。
また、ラウンド形状のシートポストに取付をした際の装着感についてもgueeの方が上になります。gueeはしっかりとパイプに沿っている感じですが、キャットアイは浮いているような印象。
100000048174_11.jpg取付台座部分がシートステーくらいのパイプの太さのため、しっかり押しつけて装着しても、少し浮いてしまっている印象です。100000048174_13.jpg

逆にシートステーにはキャットアイの方がぴったりフィットします。


ライトの点灯については、個人的な印象ではキャットアイ優勢。
まず、後方から明るさなのですが、通常の点灯・点滅においても若干キャットアイの方が明るいかなと感じるくらいには目で見て明るいです。
100000048174_14.jpgモーションセンサー反応での強点灯時も、同じようにキャットアイの方が明るく感じます。
光源の明るさを示すルーメンはキャットアイが50lm、gueeが60lmと、よりgueeの方が光源の全光束は明るいはずなのに、正面からはキャットアイの方が明るく感じました。
実際に壁に照射してみると、キャットアイの方が中心部分の光が強くなっているように感じます。これに対してgueeは全体に拡散するイメージ。
100000048174_15.jpg100000048174_16.jpgより後方の直線状の視認性に特化する場合はキャットアイ、多方向からの視認性を意識する場合はgueeというイメージではあるのですが、正直どちらも十分なほど明るくまぶしいため、よほど過酷な環境下でなければ好みの問題でいいと思います。

どちらかと言うと決め手を分けるのは次のこちらかと思います。
キャットアイについてはモーションセンサーを感知して強点灯するのは、「全てのモード」の場合。
これに対してgueeの方は「オートモード」のみの場合に、モーションセンサーを感知します。オートモード時の通常の光り方は「点滅」の一択。
道路交通法上では尾灯は「点灯」が原則であるため、オートモードの時に点滅となるgueeでは単独で使用することは厳密にはできません(点灯の尾灯または反射板との併用が必須)。
この点について、gueeは非常に惜しいですね。

ただ、gueeの「オートモード」については、60秒間の反応がなければ自動的に消灯し待機モードになり、動きを感知すると再度点滅を始めるオートパワーセービング機能があり、休憩時や消し忘れ時のバッテリーの浪費を防ぎます(ゼロにはなりません)。
また、バッテリーの持ち時間については、gueeの方が点灯・点滅時においても長持ちします(8h/5h:点灯時 50h/30h:点滅時)。
この点においてはgueeの方が使い勝手はよく、ツーリングやロングライド時にはより安心できると言えるのではないでしょうか。

私の主観では、日本のルールに準拠した光り方を単独で使用する場合はキャットアイ、他と組み合わせて使用し尾灯の効果を最大限に引き上げたい場合はgueeと言うイメージで、
面倒なことはやめて単独で使用することを前提にする通勤やレースではキャットアイ、取付個所の選択肢やバッテリーのランタイム、使い勝手の良さの面でロングライドやツーリングにはgueeと言う使い方になりそうです。

いずれにしてもモーションセンサーのライトはブレーキをかけなくても急なスピードの変化で反応するため非常に後方からわかりやすく、安心できます。
ロングライド・通勤・レース(特に雨天や夜間)の後方の安全確保にお勧めです。

Text.Yaromai


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