WIPPERMANNブラックコーティングチェーンを装着してみました。

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WIPPERMANNブラックコーティングチェーンを装着してみました。

先日からブログで紹介をしていたWIPPERMANN(ワイパーマン・ウィッパーマン)のチェーン
最初のテストで使用した1本が伸びて寿命近くなったので、新しいチェーンに交換をしました。


チェーン交換について話す前に、WIPPERMANNのコネックスリンクについて。
先日の記事のあと、「リンクだけシマノチェーンに使えないの?」というお話を伺いました。

お店としての答えは、「コネックスリンクはWIPPERMANNチェーン用です」という回答となります(製品説明書に記載)。

ちなみにKMCのミッシングリンクが「シマノにも使用できる」というのはKMCが発表している内容なので互換性に問題はありません。
(10/26追記:但しその場合であっても、シマノとしてはチェーンの品質保証は適用外となります)

ただ、今回はメーカー側が「WIPPERMANN用」と言っているため、このような回答となります。

とは言え、実際のところ11速チェーンなんだから使えるんじゃないの?と言うお話になるかと思います。
メーカーは「WIPPERMANN用」ですとは言うものの「シマノには使えない」と言っているわけではないのですから。

これは実際にどうなのかというところを試してしてみました。
交換したチェーンから取り外したコネックスリンク、新しいチェーンについていたコネックスリンク、単品販売のコネックスリンクをそれぞれ試してみました。
blog100000043689_01.jpgblog100000043689_02.jpgKMC製のミッシングリンクは、ピンの外径は手持ちのノギスでは3.4mm、コネックスリンクも同様で3.4mmとなっていました。
これをシマノWIPPERMANNチェーンそれぞれに取り付けてみると・・・
WIPPERMANNチェーン側には当然すべてのリンクの取り付けが可能だったのですが、シマノチェーン側には1つだけ取り付け後に動きが非常に渋くなってしまう個体がありました(新品のチェーンに付属していたコネックスリンク)。

0.1mm単位では同じであるため、0.01mm以下での単位での違いになりそうです。じゃあこれは不良なのか?と言う質問が出そうですね。
ここは非常に判断が難しいところと言いたいですが、メーカーが許容する公差の範囲とでも言えばいいでしょうか。
ここで言えば、「WIPPERMANNチェーンには全部装着できている(装着感にはもちろん違いがない)」わけであって、他社チェーンへのばらつきがあってもこの時点でメーカーが言う正常な状態の範囲と言えます(もちろん装着できればどんな状態でも正常なのか?と言う意見もあるので限度はありますが)。
「メーカーが検証しない」だけで「使えない」わけではないかもしれないということですが、つまりそれは「動作は保証しません」ということです。
言い方を変えれば「自己責任」とも取れますが、やはりメーカーが検証せず推奨していないことはお勧めはできません。この点については何卒ご了承ください。
(そのため、前回のブログでも「お手持ちのチェーンに対しての互換性判断は致しかねます。ご了承ください」と記載をさせていただいております。)


話は戻りまして、新しく交換したチェーンは、同じくWIPPERMANNのCONNEX 11SB chain
「堅牢なブラックコーティング/真鍮コーティング」を施した高耐久モデルだそうです。
blog100000043689_03.JPG黒い見た目は存在感ありますね。ゴールドのピンも黒色に対してすごくキレイです。
blog100000043689_04.JPG
私は理系の人間ではないのではっきり言って物質的なところはサッパリ詳しくありませんが、真鍮は銅と亜鉛の合金で一般的に「腐食に強い」存在であるそうです。あと見た目も美しい(実際に黒に対してのゴールドは映えます)。
ブラックコーティングについては、色々調べた結果、結局何のコーティングで「ブラックコーティング」としているのかはわかりませんが、
メーカーの説明によると『重工業の極限環境で使用される産業用チェーンにも使用されているため、最も厳しい環境でも実証されて』おり『プレート上のコーティングは最適な腐食保護を保証する』とのことです。
blog100000043689_05.JPG要はこのチェーンは、スタンダードモデルよりも圧倒的に耐腐食性と耐磨耗性に優れるようです。
このあたりはメーカーが表示しているスペックのグラフに現れていますね。
blog_100000043689_09.jpg
重量に関しては、ほとんど変わりません。
blog100000043689_08.jpg同じリンクで計ったとき、磨耗したスタンダードモデルが246g、新品のブラックコーティングモデルは249gと重量によるアドバンテージはない模様。

潤滑性能という面ではどうか・・・と、とりあえずローラー台に乗って走行をしてみましたが、大きな影響はない様子。
シマノのアルテグラ→デュラエース等のように軽量化などは施されていなかったため、目に見える体感はありませんでした。
blog100000043689_07.JPGやはりこのチェーンのウリについては、耐腐食性と堅牢性になるようです。コーティングによる潤滑性能の維持は・・・おそらくこれはオイル次第だと思います。
コーティング自体の耐久性も、オイル次第ではありますが4000kmくらいは走ってみないとだめそうですね。
今後のブログでは前者の検証が重要な要素となりそうです。
(おそらく内プレートのローラー部分は歯が直接当たる個所のため早期に剥がれる・削れると思います。外プレートやピンなどに注目します。)

コーティングがどの程度持つのか、摩耗・伸びの耐性でどのくらい走行距離が変わるのかなどについては、また乗って試して経過を報告していきたいと思います。

(Text.Yaromai)


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