工具不要で着脱可能!メンテナンスにも便利なwippermannチェーンとコネックスリンク

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工具不要で着脱可能!メンテナンスにも便利なwippermannチェーンとコネックスリンク

最近当店で取り扱いを再開いたしましたチェーンがあります。
そのメーカーは「wippermann」。
以前まで国内代理店での扱いがあったのですが、現在ではなくなり当店が扱うようになりました。


初めに、メーカー名の読み方については、当店では「ワイパーマン」と記載をさせていただいております。
ツイッターで紹介をしたときから「読み間違いじゃないのか」「ウィッパーマンだと思っていた」「ヴィッペルマンでは?」などの声が上がっておりますが、当店では「ワイパーマン」として記載をさせていただきます。
(他メーカーでの例ですが『ハッチンソン・ユッチンソン』『アヴィド・エイヴィッド』など、人物では『ペーター=サガン・ペテル=サガン』氏などのように、国や言語によって読み方も異なります。)

読み方論争はさておき、こちらのチェーンの最大の特徴は「コネックスリンク」を使用していること。
30322600006_02.jpg他にもシマノ・カンパ・スラムに対応するなど広い汎用性がある、
グレードによっては耐久性・潤滑性の高いコーティング素材などもありますが、最も大きいのはこのリンクでしょう。

こちらを見ていただきたいのですが、これは今まで私が使用していたチェーンとリンク。wipperman (1).jpg今の日本では一番有名と言ってもいいのではないでしょうか。KMCのミッシングリンクです。
ポータブルオーディオプレーヤーを「ウォークマン」と呼ぶように、私の周りでも着脱式のチェーンリンクを「ミッシングリンク」と呼んでいる人が多いくらい定番化しているアイテムです。

新品交換時に装着しており、(少し長めに切って)後々長さを調節できるようにしてみたり、大規模なメンテナンスやパーツ交換をする際にチェーンを切らずに外せるようにしてみたりなどしております。
また、出先でチェーントラブルに見舞われた際に応急で対応できるよう1リンク分を携帯しております。


しかしミッシングリンクの欠点は、
■着脱に工具が必要なこと
→装着時はペダルを踏み込んで力をかけるなどで何とかはめ込むことはできますが、取外時には工具がないとまず外せません


wipperman (2).jpg(ここではYC-335C0を使用しています)


■着脱回数制限がある
→9-10速でも数回程度まで、11速については1回きりの使用となります(外したら再利用不可です)。


これに対してコネックスリンクは
■着脱は手で、工具不要で作業可能
→重ねてリンクをはめたら、クイッと動かすだけで簡単にリンクが装着可能。取り外しの際も手作業で工具不要で着脱が可能です。
これにより出先でも簡単に装着が可能です。工具がない応急作業の際にわざわざペダルを体重を全開にかけて強く踏み込んではめ込む作業もいりません。
wipperman (5).jpgwipperman (6).jpgwipperman (7).jpg

■(基本的に)着脱回数制限がない
気になる着脱の制限回数については、担当者に確認をしたところ「特になく、チェーンの寿命と同じタイミングで交換すればいい」との返答がありました。
複数回使用できるため、初回のチェーンの長さ合わせの際に長めに切ってからの修正が容易、チェーンメンテナンスのときに外して掃除ができるなど取り外せることによるメリットは大きいです。
その他にも、「輪行時にチェーンだけ外す」ことができます。普段の電車輪行ではあまり使わなくても、ディレーラーまで外すことが多い飛行機輪行では非常に有効です。
チェーンが外せることにより用途が広がります。
※着脱の際には必ず点検をしていただき、無理な力が加わるなどして変形やずれが見られる場合は走行距離や磨耗に関わらず交換をしてくださいwipperman (4).jpg

また、リンクだけの単品販売もしています(お手持ちのチェーンに対しての互換性判断は致しかねます。ご了承ください)。

※必ずチェーンも新品状態から使用し、途中から装着することは応急目的以外では避けてください。磨耗・伸びの度合いによっては歯間のピッチに不釣合いが生じ歯飛びや思わぬ損傷につながる可能性がございます。

wipperman (3).jpg私も11速の扱いの中では最も下位グレードのチェーンを装着をしてみました。
長さ合わせの際のチェーンを切る作業は通常のチェーンカッターで作業できます。
wipperman (10).jpg
取付け方向があるのでご注意ください。正面から見た際に下側のチェーンにおいて、チェーンの表側のチェーンリング側にリンクが入るようにセットします。wipperman (8).jpg楕円チェーンリング、ビッグプーリーを使用しているため、長めの状態でいったんチェーンを切り、走行をしてみてチェーンテンションを確認し、最終的に長さを合わせています。
走行後でも、手作業での着脱が可能です。
wipperman (11).jpg
そしてこの記事を読んでいる皆さんが何より気になるのはやはり「着脱の回数制限」だと思います。
とりあえず実験台として、100回ほどリンクの着脱をして再装着してみました(疲れた)。
wipperman (9).jpg
6月までにクリテリウムレース、ヒルクライムレース、ロングライドイベントなどが目白押しのため、この状態で更にメンテナンスの際には着脱して洗浄を繰り返すなど使用し、問題なく耐えられるのかライフテストをすることにします。
シマノの11速に比べての消耗・伸びの度合いも気になりますしね。

ひとまず今回はここまで。このチェーンで今期は乗り潰してみたいと思います。

(Text.Yaromai)


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