Taipei International Cycle
Showは今年で29回目を迎える世界最大規模の展示会。欧米の大手自転車メーカーから中小の町工場まで3,000社以上が出展しており、ぜひ一度訪ねてみたいと思っていたイベントです!
調べてみると台北の気温は3月上旬でも日中なら22℃ほど。ポロシャツでも快適に過ごせる気温・・・だとすれば快適なサイクリングを楽しめます!もちろん自転車を輪行することにしました!
前日まで降水確率を確認し、ロードレーサーを持って出発。今回はスポーツ車のパーツに詳しいサイクルベースあさひ座間店スタッフ岩崎、自転車仲間のIさんが旅に参加してくれたので、とても心強く感じます!
成田空港から4時間半ほどで台北郊外にある桃園空港に到着。
私の輪行袋はオーストリッチ・SL-100。東レナイロンを使用しており、高耐磨耗・超軽量なmade in japanの逸品です!(輪行の方法は昨年夏のPBP1200kmとほぼ同じ。)
入国手続き、輪行の解除を1時間程で済ませて走り出しました・・・!
国道沿いには日本と同じコンビニがあり、看板の文字は漢字ばかり。右側通行に慣れれば不自由を感じることはありません。
Iさんの自転車はGIOSのクロスバイクPURE Drop。スタッフ岩崎はFUJIのピストバイクFEATHERですが、社内に名を馳せる剛脚で私とIさんの追随を許しません...!(というより、私の貧脚が露呈する結果に...。汗)
最初に立ち寄ったのは淡水という港町。古くから交易の要衝として栄え、今は台湾屈指の景勝地として人気があります。対岸へ渡るには7km上流にある橋を渡るか、片道42元(自転車込み・約160円)を払って渡し船に乗るか・・・。
渡し船を選択!
東洋のベネチアと称される淡水の夕暮れを、水面から楽しむことができました!
淡水の夜市は観光客にも人気があり、この旅の間にぜひ寄りたいと思いながら町を後にしました。
日が暮れ気温が下がりましたが、夏ジャージで快適に走れる程度。金山温泉を目指して北へ向かいます。
省道・台2線(日本の国道のような道路)は街灯が整備されており、夜でも安心してサイクリングを楽しむことができる道。幹線道路の路肩寄りには2輪車のレーンもあるので、とても走りやいと感じました。
台湾島最北端の石門崎を越え、進路は東南へ。すると風向きが変わり、やや弱い風に向かって進みます。
台湾を東南アジアの一部だと思い込んでいたのですが、走ってる場所の緯度は沖縄県の石垣島より高い位置。台湾は日本・韓国と同じ東アジアに属する国なのです。
20時過ぎに金山温泉に到着し、出発前にネットで予約していたホテルにチェックイン。シャワーを浴びて夕食を摂りに町へ・・・
ところが自転車店を見つけてしまい、つい寄り道・・・!
日本語混じりの英語と、漢字の筆談で自転車や旅のことを話をした後、店の主人に教えてもらった食堂へ向かいました。
自転車に乗っている時は食べることばかり考えていたのですが、
早起き+飛行機輪行+16時から70kmサイクリングで疲れていることに気付き、夕食は軽めに名物の牛肉麺をチョイス。
さっぱりしたスープ、うどんのような麺に牛スジ煮込みが載り、香草パクチーが食欲をそそる・・・のですが、どうも味が薄め。物足りなさを感じたのですが、テーブルの上にあった辛子味噌、ラー油をかけると絶妙な美味さに感動しました!
2日目はサイクリングとTaipei International Cycle Show!後編に続きます・・・!